工場見学は何の役に立つ? 解説します。

特別号でも弊社の工場見学をご案内しておりましたが、今回は工場見学で何が得られるのかを説明させていただきたいと思います。

tabouよく聞く社会人同士のあいさつに「お疲れ様です」があります。社会人として一般的なこのあいさつの中に日本のビジネスマンの働きぶりの一端が見て取れます。基本的にビジネスマンはいつも忙しいのです。できるビジネスマンともなれば自ずと仕事が集まってきてしまい、時間に余裕がない、なんてこともあるかと思います。当然一つひとつの仕事の効率を上げねば仕事が回らなくなります。しかしながらそうした繁忙の中でも、わざわざ取引先に足を運ぶことにはそれなりのメリットがあるのです。

mushimegane取引先の事業所に直接赴いて得られるのはフィルターなしの直情報と、窓口担当を通してでは関わりあえない実務担当者や現場担当との関係性構築の機会です。言葉にするだけだと、大したことのないように思えますが、ここに重要な要素が隠されています。本音と建前が行き交う企業間のコミュニケーションにおいてより多くの正確な事実や案件の解決に必要な接点をいかに掴んでいるかは仕事を進めるうえで非常に重要なカギになるのです。現在抱えている案件、およびこれから取り組まねばならない案件の処理を考えた時、布石として直接取引先に足を運ぶことには大きな価値があるのです。

denwatyu営業が受注獲得のための先頭に立っていることは間違いありませんが、それ以外の仕事を含めて考え「渉外担当」という見方をしたとき、受注を得ることや集金してくることだけでなく関係性を深めることとその構築が大事な仕事になってくるのは、受注前のアプローチのプロセスと、受注後に発生するだろう不具合案件や客先から後に追加される要求事項のことまで想像していただければご理解いただけるのではないでしょうか。

eigyo_go工場見学を客先に売れそうな商材を探しに行く機会やニーズの把握のための調査とだけ単純に考えるのは損なのです。関係性を深めることとその構築に成功すれば、買い先であれば納期や品質管理、価格交渉、不具合の対策や追加の要求事項への理解と協力を取り付けるのにおいてもより自分の都合のいいように取引先を制御する布石となりますし、売り先であればマインドシェアの拡大によって将来的な受注の機会の拡大を図れ、不具合発生時の速やかな解決にもつながります。

情報収集、関係性を深めることとその構築、商機を見出すこと。これらを一時にできるとまではさすがに言えませんが、これらへ一括でアプローチできる機会が得られるのが工場見学や事業所訪問なのです。

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