中小製造業のテレワーク。ハラサワではどうしたのか。

1.中小製造業でのテレワークは難しい?
昨今の新型コロナウイルスの混乱により、テレワークを導入する企業が増加しています。しかし、製造業などテレワーク導入が困難な業種も存在します。実際4月にも、テレワーク推奨に戸惑う中小製造業の姿が報道されていました。k0420_1このような中小製造業でも何かしらの対応をしなければなりません。そこで今回はハラサワでの事例を交えながらその方向性を探りたいと思います。

2.兼任の多いハラサワ
結論から申し上げますと、ハラサワで導入できる部分はかなり少なかったです。結局、対策として行なわれたのは時差出勤に留まりました。もちろんITを利用することも多いのですが、385-free-pictogramITを利用する仕事のみの社員はいなかったことが挙げられます。受注管理と現場作業・営業や見積もりと現場作業など、ほぼ全員が兼任のため、一人だけでもテレワーク、ということは困難でした。

3.導入するならこの方法
デスクワークアイコン3もし無理にでも導入するなら、という前提になりますが事務作業を一人にまとめ、その人だけをテレワークにするなら可能かもしれません。電話、FAX、社内データの共有が出来れば良いのです。まず電話は、クラウドPBX(構内交換機)と呼ばれるインターネット上で通話・通信を行うことができる仕組みを導入します。これなら会社への電話を自宅でもできるようになります。次にFAXは「eFAX」などのインターネットFAXサービスを利用し、インターネット上でFAXを取り扱えるようにします。しかし、会社へ届いたFAXを共有するためにNASが必要です。これは社内でネットワークに直接接続して使用するファイルサーバーのことで、NASを外部からインターネットを利用して入ることが出来れば共有できるようになります。なお、これなら社内データの共有も可能になります。具体的なソフトとしてはOneDriveがあります。これはmicrosoftが提供しているオンラインストレージです。基本無料なので導入しやすいかと思います。

4.欠点も
これらを導入すれば中小製造業でもテレワークが可能になりますが、ネット環境が必要(wi-fiやメールアドレス、ウイルス対策など)、パソコンソフトを新たに導入する、スケジュール共有、出退勤ルールの再構成が必要となるため、少し時間と手間がかかるのが現実です。

FAXのアイコン3しかし今後どうしても必要な時が訪れるかもしれません。そんな時に備えて実際にテレワークを行なった方へインタビューをいたしました。次号はこの模様を紹介します。

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