誰のためにクールビズ?

クールビズは地球温暖化対策の一つ。新しいマナーであるクールビズを改めて考えてみましょう。
クールビズに関しての各種のアンケート結果を見ると、概ね好意的に受け止められているようですが、中にはマイナスの意見も。クールビズにも、従来のマナーの精神を尊重したいもの。

飽くまで…
・TPO(時、場所、場合)に相応しい
・周囲に不快感を与えない
・機能的である(動きやすさだけでなく、体温調整などもできる)
であることが大切です。こうした基本を踏まえて、身だしなみを整えるようにしましょう。

まず「清潔」であること。
下着やシャツは常に清潔に保ちましょう。シャツの襟元や袖口の汚れは目立ちます。外回りが多い人は、汗をかいた時に備えて、着替えの下着やシャツを会社に用意しておくのも一案です。汗ばむ顔もパウダー入りのウェットティッシュなどで拭けば、肌の清潔感を保てます。

次に「だらしなくしない」です。
クールビズの「クール」は「涼しい」だけでなく、「カッコイイ」の意味も含まれます。シャツはのり付けでバリッと仕上げるなど、きちんとした印象を保つ工夫が必要です。ウエストを絞ったデザインは腹回りがすっきり見えます。形状記憶型シャツも手入れが楽で便利。
三つ目は「肌を露出しすぎない」です。
女性は以前から軽装が認められやすかったのですが、「露出度が高い服装で、目のやり場に困る」という声も聞かれました。ビジネスの場面で着るということに気をつけ、襟ぐりや肩、ウエストなどから下着が見えないように注意しましょう。

この他クールビズはジャケットを着用しないことが多いため、ベルトに目がいきやすくなります。革がくたびれていたり、デザインや色がカジュアル過ぎないように注意しましょう。バックルはシンプルなものを選び、革の色は、黒や茶色などダーク系にすると落ち着き感が出ます。
ハンカチも2枚は携帯しましょう。汗ふき用にはタオル地、訪問先や人前ではアイロンを効かせた綿やリネン素材を選びます。ポケットには膨らんで見た目を損なわないようにしまいましょう。
数百円程度で買える、瞬間冷却スプレーも有効。ジャケットやシャツに噴きかけると、短時間ですが効果があります。消臭スプレーを持ち歩けば、接待で靴を脱ぐ場面で便利。外回りで半袖シャツを着る場合は、紫外線から肌を守るため、日焼け止めも使いましょう。扇子を使う男性もいますが、横柄な態度と見られる恐れもあり、使う場所と場面を選びましょう。
自分のためだけの薄着では、クールビズとは言えないのです。

クールビズ