展示会の裏話

展示会準備風景2今年も他とは違うことをやらかしてしまったハラサワ。弊社の技術を応用させたオリジナル甲冑を、昨年の“零号機”に引き続き今年も製作しました。その名も“板巻きアーマー初号機”。
前作との違いは、向上した装着感と派手な装飾。製作を任された私は、「前作を越えるために…!」と、連日21時までPCに向き合い、CADの「キャ」の字も知らない状態から徐々に操作を覚え、設計と試作の繰り返し。複雑な形状のパーツも、レーザーカットではなくあえてタレパンにこだわり、板材をくり抜いて製作。くり抜いたパーツをいざ組み立ててみると、パーツの結合部がうまく合わないということもしばしば。綿密に練り込んでもキリなく噴出する問題に、製作者の頭はついにオーバーヒート…。最終的に、製作にかかった時間は延べ2ヵ月でした。

図面1そんな苦労を乗り越え、満を持して出撃した板巻きアーマー初号機。シックなデザインのブースの前にアヴァンギャルドな鎧を来た人間が立っている様はかなり印象的だったようで、来場者の目を強く引くことができました。「薄板の丸め」、「穴あけ加工」というハラサワの技術がふんだんに盛り込まれた鎧が、商談を盛り上がるきっかけになることも度々。記者が来て取材(※1)していったり、テレビ局がブースにきて撮影なんてことも…。
(※1)・・・記事は「プレス技術1月特別増大号」日刊工業新聞発行 12/8発売 に掲載予定

図面2おかげさまでたくさんのお声掛けをいただき、展示会を大いに盛り上げることができました。中でも金属業界以外のお客様や、デザイン系のお客様からのお声掛けが多かったのが新たな収穫でした。多大な戦果をあげた後に無事任務を全うした零号機と初号機。永久凍結となり、来年はさらにド派手な“板巻きアーマー弐号機”の出撃となるのでしょうか!?