テーパーパイプ 形状名:テーパー
使用用途:マフラー・ホッパー・レジューサー・ランプシェード
加工実績:チタン・SUS・SPCC
実績板厚:0.8t~1.2t程度
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【各製作方法の特徴】
テーパーパイプは大まかに以下の4つの方法で製造されています。
弊社では、1の方法を主としています。

1.板金加工での製作(レーザーカット・曲げ・溶接)
形状・材質は比較的自由ですが、小径鋭角の製品は作り難く、場合によっては製作が困難な場合があります。少量多品種に向く方法ですが、ほぼワンオフ的な仕事になるため、単価は高額になりがちです。

2.スウェージング加工での製作
小径鋭角の製品を作るのに向く方法ですが、逆に大径広角の製品は製作が困難です。金型依存の加工ではありますが、多品種かつ量産的な案件への対応力があります。

3.スピニング加工(ヘラ絞)での製作
形状・材質は比較的自由ですが、厚板や小径・長尺といった製品はあまり得意ではありません。大径広角の製品を作るのに向いている方法です。また、多品種かつ量産的な案件への対応力があります。

4.プレスでの拡げ/鉸りによる製作
金型依存になりますが、最も量産に適した方法です。ただしプレスストローク以上の全長の製品や、小径側と大径側のギャップが大きな製品は困難となります。

加工可能なサイズについて
小径側は最低φ50必要となります。大径側はある程度柔軟ですが、小径側との差が大きい場合加工が困難となります。板厚は0.8t~1.6tで、全長はL400程度まで実績がございます。

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【製作困難な条件】
テーパーパイプの製作条件は概ね以下の通りになります。ご依頼の際は、参考までにご確認ください。
加工可能な板厚は0.8t~1.6tまで。板厚が厚くなればなるほど、加工難度が上がります。全長サイズは材料の硬さ、径サイズに大きく影響されます。硬い材料、小さい径でテーパーパイプを作ろうとした場合、全長は短くなります。
例えば、SPCC(普通鋼)で造れていた仕様のテーパーパイプでも、チタンになると製作は難しいといったことがこの条件で生じてきます。
小径サイズの最小径は、大径サイズとの差(角度)によってご対応可否が分かれますが、大よそφ50程度となり、この基準から外れるサイズの加工は通常、弊社ではご対応が困難となる場合がございます。これは、丸め加工が困難であること・溶接時に使用する設備が使用できないという理由が挙げられます。いずれにせよ、設備能力に起因する限界ではありますが、大小径によっては加工可能となりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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【注文方法】
テーパーパイプをご注文する際に必要となる要素は、①材質・②小径側のサイズ・③大径側のサイズ・④板厚・⑤全長が挙げられます。

テーパーパイプ注文

この他追加の仕様として、鋼板の表面仕上げ、保護ビニールの有無、未溶接部の有無。パンチングに関する指定やスラッシュカットなど、細やか指定をご明示ください。ただし、真円度はできなりの精度が限界となります。板金加工で製作したテーパーパイプに対しては真円度矯正が困難となりますので、この点ご注意ください。

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【使用例】

テーパーパイプ1  テーパーパイプ2  テーパーパイプ3
60-75×1.0x400       85-110×1.0x330     120-135×1.0x270
▲テーパーパイプ
テーパーパイプ組付け  テーパーパイプ組付け2
▲組付けテーパーパイプ

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