成約案件から見る板巻きパイプや加工技術の活用事例 vol.extra

みなさまの中であまり板巻きパイプに馴染みのない方。

「パイプ?ウチはパイプなんて扱ってないし、使う機会もないよ。関係ないな…」

こんな風に思われる方もいらっしゃるでしょう。

ですがそう結ぶのは時期尚早。よくよく見れば御社でも板巻きパイプの利用で利益を得ることができるやもしれません。「板巻きパイプ」の呼称は飽くまで便宜上のもの。お客様によってはパイプ以外のものとしてご利用いただいています。

・パイプらしくない製品
リングその一つがリングです。言われれば多くの方が頷いてくださいますが、「パイプ≒リング」とは普段考えていない人がほとんどでしょう。スペーサーなど精度の問われない用途であれば、切削加工などの工法で製作していた部品を板巻き加工で製作したものに置き換えると大幅なコストダウンが期待できます。

・板金製品としての板巻きパイプ
シェードカバー材としての利用でも大変ご好評いただいております。こちらは製品の外観品質と自由な位置への穴あけ加工を活かした、ランプシェード。デザインパンチと発色させたチタン材が醸す独特の質感がウリです。

弊社の板巻きパイプも「パイプ」の呼称に囚われず、円筒の形状やその曲げ加工にご注目いただければ活用の幅も広がるはず。私たちも過去実績に基づいて様々な利用方法をお客様へご提案いたしますので、今後ともご贔屓のほどお願いいたします。