加工実績集 Vol.5

第5稿目となる加工実績集。お客様から見て加工できそうなのに無理なもの、無理そうに見えて加工できるものについて、今回は『オーバル(楕円)形状の板巻きパイプ』をご紹介いたします。板巻きパイプの製造を主として行なっている弊社の技術について、より詳しく知っていただくために、弊社ではどのようなことが出来て、どのようなことが出来ないのかを解説いたします。

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お客様よりしばしばお問い合わせいただくのが、オーバル(楕円)形状のパイプ。弊社では通常の丸パイプの他に、楕円パイプの製造も行なっております。主に自動車やオートバイのマフラー部品として使用される製品の引き合いをこれまで多く頂いております。

楕円パイプを作る際、主に丸パイプを製造してからプレスによって楕円に成形します。
ご指定の楕円形状の専用金型に丸パイプをセットし、上下から圧力を加えることで指定の形状に成形します。 
このときに使用するプレス金型は、弊社では現在、社内での金型の製作は行なっておらず、全て協力メーカー様に製作を依頼しております。そのため金型費用の初期コストが発生してしまうというデメリットが生じ、コストパフォーマンスを考慮すると量産品のみ対応可能というのが弊社の現状となっており、非量産品や少量のご注文には対応が困難となってしまいます。
 
とはいえ、プレス成形以外にも楕円の工法は様々なものがあり、これまで多くの受注を頂いてきた実績がございますので、もしお困りの案件がありましたら是非一度お問い合わせください。今まで受注があるということは、楕円パイプは注目されているということです。今は弊社での製造は制限がありますが、将来は制限がないようにしていきたいと思っております。

弊社のできそうでできないもの、無理なようでできるものをご紹介していく本稿。今回はオーバル(楕円)形状のパイプについてご紹介しましたが、お客様の加工可否判断にお役立ていただければ幸いです。

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